70代の父親が迷子になった・・認知症なのか?

認知症、最近、老夫婦で一人が認知症で介護が大変だとか、そんなお話をよく聞きます。
70代の父親が先日電話で話していたら、「迷子になった。」という話をしました。
とてもびっくりしました。
父親は、一人暮らしをしているのですが、10kg近く離れた場所に自転車できており
道がわからなくなり、草むらでどうしようもなく寝ていたそうです。
しかもその時に、どこへいおうとしたかなども、忘れてしまった・・といい覚えてないそうなのです。
少し心配になりました。



 

そこへ、近くを通った心優しい方に、助けていただいて無事に家に帰れました。
まだその時、自分の住所や名前が言えたから良いものの、本当に自分がわからなくなっていたら恐ろしいことですね。。

物忘れと認知症の違い

父が迷子になるなんて・・しかもなぜそこにいったのか忘れている・・
それは、認知症の始まりなのではないかと心配になり、認知症と物忘れについて調べてみました。

加齢に伴う物忘れ
認知症ではない普通の物忘れは、例えば「うっかり約束の時間を忘れてしまう。」「印鑑をどこにしまったか忘れてしまい、探している。」などです。
健康な人の物忘れの場合、「約束をしたこと」、「印鑑をしまったこと」自体は覚えています。つまり「自分が忘れている」こと自体は覚えています。

認知症の症状としての物忘れとは?
認知症の症状による物忘れは、約束した「そのこと自体」を忘れたり、印鑑をしまった「そのこと自体」を忘れたりすることです。
体験自体を喪失しているので、認知症の患者は理由が分からず「約束なんかそもそもしていない」とか「印鑑がないじゃないか。きっと盗まれたんだ!」と怒ることがあるのです。

  (引用 https://info.ninchisho.net/mci/k20)

こうしてみると、この父のどうしてそんな遠いところに行ったのかわからないというのは、行為をしたこと自体をわすれているというのでしょうか・・行ったことは覚えているけど何故行ったのかわからない。。
もしかしたら、認知症の始まりなのでしょうか??
でもほかの部分では、まだそんなにおかしなことはありません。
微妙ですが、この文章からいうと物忘れ?なのかなと思います。

認知症の初期症状

いきなり今回は迷子という場面に、遭遇したわけですが、実際には認知症の初期症状というのはどんな症状でしょうか?

◎同じことを何度も言ったり聴いたりする
◎置き忘れやしまい忘れが目立つ
◎物の名前がでてこなくなった
◎以前の興味や関心が無くなる
◎怒りっぽくなった
◎不安感が強い

などということです。

単なるもの忘れや、認知症でなく、気分が落ち込むうつ病やなんらかの病気、また、飲んでいる薬の影響もあります。
認知症でないこともあるので、注意が必要です。

父は、それ以外の部分では今までと変わりなく、過ごしているようです。
ですが、これからもっと注意して父の事を見ていきたいなと思いました。



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